マリンディスプレイ:ボートを飾る



船は海への憧れ

模型を飾るというのは趣味のもの、コレクションといった側面が強いように思いますが、ボートやヨットなどの模型はインテリアディスプレイのアイテムとして一定の地位を確立しています。船というのは他の乗り物と違って海を愛する人たちのアイコンとして特別な思いが込められたものなのでしょう。マリンテイストのインテリアの中にもしっかりと溶け込んでいます。

 
 
 
 

暖炉の上が港

 

 見応えのある大きさというのがありますから、やっぱりちょっと大きくなるので場所をとります。暖炉の上など大きく空いた場所に飾るのが定位置なのではないでしょうか?

 
 

 奥行きは出ないので、薄い棚のような場所に最適です。

 
 

マリンテイスト満点のネイビーとホワイトのカラーリング。喫水線の赤いペイントが良いアクセントになっています。

 

 白黒のコントラストでまとめられたシックな部屋。船も真っ白で合わせます。

 
 

 装飾の少ない比較的シンプルな部屋ですが、船の模型はアイポイントとしてきちっと働いてくれています。

 
 

 シンメトリーに飾られた暖炉周り。左右対称にこだわりすぎると堅苦しくなるので、微妙に崩した方が落ち着きます。船には進行方向があるので、ディスプレイに動きを与えてくれます。

 
 

 色数を抑えて渋めのカラーリングで作られた部屋です。家具と船の木の色も合わせて統一感をだしていますね。

 
 

 これも部屋の木製部分と質感を合わせています。

 
 

 重量感のある、どっしりとした空間。照明を当てて、暖炉部分が目線の中心にくるように演出しています。

 
 

 ぱっと見モノトーンに見える白とネイビーとの色合わせ。ソファの細いストライプが繊細。船も帆をたたみ、あくまでさりげなく飾られています。

 
 

 天井につり下げられた本物のボートは照明の傘になっているんですね。暖炉の上にも同じように手漕ぎの小さなボートが飾られています。

 
 

 船の底のような飾り梁が印象的なリビングです。どことなく船に乗っているような気分で?

 
 

 見上げた時に目に入る木の色を揃えています。天井に大きな面積を。吹き抜けの部分には点々と。バランスよく配置されていると思います。

 
 

 男性的なワイルドなテイストの部屋。色彩的に重いので、帆の白い色で明るい部分を作ってバランスを取っています。

 
 

 打って変わって真っ白な明るい部屋。模型のベース、額縁。黒い装丁の本。色彩に統一感があってシンメトリーに飾られているので、すっきりと見えるのです。

 
 

リビングを海原に見立てて

 
 

 壁に棚を付けて、直接置いてみます。船と家具配置のセンターラインがきちっと揃って、端正にまとまっています。サイドチェアは別のものを置いて変化をつけて。

 
 

 正面奥の突き当たりの目立つ壁に置いてみます。手前に置かれた家具が青いので、まるで波をかき分けて海原を進んでいくよう。

 
 

 棚から落っこちそうなアンバランスな配置。ざっくりとした帆布はフロアスタンドのセードにも繰り返されて、ソファを中心に同じ質感のものが同じくらいの高さにあり、全体はまとまりよく見えます。
それにしても落っこちてきそう。。。

 
 

 天井がとても高いリビング。上の空間がぽかーんと空いてしまうと不安な感じになってしまうので、高い位置にも装飾があった方がいいでしょう。暖炉の上の装飾もぐーっと上にのばしています。反対側に帆船を。空を駈けてゆく船といった感じで。

 
 

 置き家具の上が真似のしやすい場所ですね。天井までの空間の間が抜けてしまうのを防ぐ意味でも効果的な配置です。

 
 

 色合わせのきれいな部屋ですね。ちょっとラスティックな、枯れた感じがシーサイドな雰囲気。

 
 

 大きな、存在感のある船。専用の場所をしつらえて飾ります。家具などを配置していった後に、微妙に空間が空いてしまうような場合は思い切って大きなものを飾ってしまうのもいいアイデアです。

 
 

 可愛らしいタグ・ボート。赤とグレーの配色をソファとの間で繰り返して一体感を出しています。

 
 

 ベンチシートの後ろに。左右の飾り棚に飾っている物が小さくて細かいので、真ん中に一つ大きなものがあるとバランスが良くなります。

 
 

 ヨットは帆があって高さが出るアイテムなのでソファバックのコンソールなども飾るのにはいい場所ですね。

 
 

 あえてセンターテーブルに置いてみる。これもなかなかいいです。

 
 

 

 
 

 これもティーテーブルの真ん中にどんと。貝殻と丸めた地図。どことなく冒険気分。

 
 

 全体がベージュトーンなので白い帆船がいいアクセントカラーになってます。

 
 

 サイドテーブルに置かれたヨット。コーナーに飾りがあった方が配置的には落ち着きます。グレイッシュなブルーと、古材のような質感のものがバランスよくちりばめられています。

 
 

 ソファの背景に映えるヨット。後ろが通路になるのでちょっとしたパーティションのような役割も果たします。

 
 

 景色を見るソファと、テレビか暖炉を囲むソファとが背中合わせに配置されています。
中央に置かれたヨットがある事で変則的な家具の配置が落ち着いて見えます。

 
 

 コンソールの上などに、マリンテイストの小物と合わせて。

 
 

 海を望む窓辺に。船の用具には真鍮でできたものがたくさんありますから、そういったアイテムとの相性もいいですね。

 
 
 
 
 

船は海への憧れのシンボルといえるでしょう。男のロマン的なものもありますが、ヨットを見ているだけで空や雲、潮風の匂いがイメージに浮かんできて、海を身近に感じさせてくれます。
存在感があるので飾る場所を選びますが、海をテーマにインテリアするなら雰囲気満点です。マリンディスプレイのアクセントにどうでしょうか。

 
 

出典:HOUZZ

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