額縁を雲形に並べる
写真などが入った額縁、形や大きさがいろいろあると飾り方も悩みますね。それならランダムに並べて飾りましょう。真ん中から配置していくと輪郭が不定形な雲形の並べ方になります。比較的おおきな壁面が空いているような場合が使いやすいように思います。
Ruby Rhino
たとえば、時計を中心にして、廻りに額縁を並べていくだけでだいたいこういう形になります。大きな額と、小さな額を交互に配置していくとバランスが取りやすいです。
love grows wild
いきなり飾り始めるよりは一度、床に並べて寸法を測ってみたり、型紙を作って配置を検討してみたほうが納得のいく飾り方ができると思います。
bhg
額の大きさも色も様々です。中に飾るものがボタニカルアートで揃っているのでそれ程違和感なく収まっています。
the lettered cottage
モノトーンで揃えてもきれい。
これは始めに縦に一列並べて、そこから左右に伸ばすように飾っています。一枚ずつバランス見ながら掛けられるので飾りやすい方法かと思います。
thee very girl
カラフル、バラエティー豊かな飾り方。強いて言えば、金と銀を家具に用いているので金のフレームが飾られているのがコーディネートのポイントでしようか。
bhg
中の絵や写真はモノトーンで揃えて壁面の印象を引き締めています。
lamourcheznous
こちらは逆に、額の中に飾るものを発色の良いネオンカラーで揃えて壁面のアクセントとしています。
little white whale
額縁を白と黒に揃えると、中に飾るものはバラバラでも端正な感じにみえます。
design crush blog
額縁に入れずに飾ると、カジュアルで力の抜けた飾り方にみえます。好きなものを雑多に並べた感じ。写真や絵画などの存在感があるものよりも、イラストやタイポグラフィーなど軽いタッチのものがお似合いです。
apartment34
余白を大きめに取った額縁を並べています。
絵のまわりの余白が大きいと繊細で軽めの印象になります。
左上のイラストと、クッションの色合いが微妙に合っているのがポイントですね。
two twenty one
全部を白い額で揃えて、統一感がありきれいなデコレーションです。グレーの壁に映えますね。
新しく買い揃えるなら、色合いを揃えてもきれいです。
caitlin wilson
油彩のような重い質感とスナップ写真という質感のまるで違うものを並べて見せています。額縁のデザインも対照的。対比の鋭い組み合わせですが、アルファベットを一緒に飾り文字と絵という別の対比を作り出して質感の違いをうまくミックスしていると思います。
lindsay letters
レンガの壁は質感としてはハードで重厚だから、アクセントウォールなどで取り入れると部屋の中では重く見えすぎてしまうかもしれません。
質感のハードさを和らげるのに軽めに見えるものを飾ってみましょう。
こういう重いものに軽いものを重ねたりの関係を作ることで見た目の重さが軽減されるとともに、かえってレンガの質感も映えます。
howto decorate
金と黒を効果的に使って華やかさのあるシックなデコレーションとしています。背景のストライプとのバランスもいいですね。
postcards from rachel
ソファの上は横長に壁が空いてしまいやすいので、こういう飾り方が適している場所だと言えるでしょう。
左右の壁にも余白があるのですが、ソファの幅くらいに揃えて飾る方がメリハリがついていいです。
上下にも余白を空けて、漂う雲のように。
erika brechtel
輪郭が不定形な飾り方は、中心や左右対称などの厳密さを求めないという良さもあります。
写真のソファはアシンメトリなデザインで、壁の額縁とも位置が揃っているわけでもありませんが、特に違和感なくみえます。
emformarvelous
パステルカラーのアクセントが効いたコーディネート。ピンク、ブルー、イエローのクッションと同じようなカラーのものを額縁にも収めています。
おかげで壁とソファとの間に関係性が生まれ、コーナー全体に一体感があります。
他のエレメントから色をとって飾るのはけっこう効果的な手法なのです。
ginnybranch
黒い背景から浮かびあがるような額縁の飾り方。
ところどころ、黒い背景の絵を飾って額縁だけが浮いているように見えるのも面白いですね。
さりげなく椅子やバスケットなどの配置もバランスの要素に加えられていて、小技が効いていますね。
雑貨のスタイリストさんの作品から紹介です。さすが。
dezeen
シンプルモダン、ナチュラルなインテリア。
黒い額縁はモダンでシャープな要素。
テーブルの脚と合わせられた白木の額縁はその中にちょっとナチュラルな要素を付け加えています。
モダンだけでも、ナチュラルだけでもない感じをミックスすることが素敵に見えるコツなんだと思います。
elements of style blog
落ち着いたブラウンの壁に飾られた額縁。これも背景の壁が濃いので余白を多めにつけて白い面が目立つように並べてあるのがきれいですね。
コンソールの上の鏡を中心に左右に広がって行くような飾り方になっています。
飾る位置が若干低いようにも思いますが、額を何枚か床に立てかけてあって、そこまで含めて見るとちょうどいいバランスです。
the decorista
フロアスタンドの笠の艶のある質感と、ソファとクッションのパイピングと額縁のフレームでコーディネートされています。パリッとしたキレのいいデコレーション。差し色の黄色もハイコントラストなチョイスでこれまた切れが良くすがすがしいです。
running lawyer
トロピカルなカラーリングの額縁のレイアウト。
長い廊下に横にながーく配置されています。
どちらかというと額縁のカラフルさが主役のデコレーションですね。
色同士が干渉してうるさく見えないように額縁同士の間を離し気味に並べられているのがきれいに見えるコツです。
style blueprint
額縁の質感をなるべく揃えて、間を詰めて飾れば一体感があって、全体がひとかたまりとして見える形になります。
下のコンソールが存在感のある形なので、上にもこのくらいのボリューム感のあるデコレーションがちょうどいいですね。
なんとなく買い集めてしまった額縁やフォトフレームなど、まとまりがないコレクションをまとまりがないまま飾るのに向いた並べ方だと思います。
自分の好きなものだけを並べていけば、それでアイテム選びには一本の筋が通っていますから、それだけで以外とまとまって見えるものです。
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