黒地に白のアクセント
モノトーンといっても、分量のバランスが変わると全く違った印象に見えます。
黒は無難と言えば無難な色。色を決められない時には便利な色。
でも黒も色。
あえて黒をメインカラーに選ぶなら、とても印象深い空間づくりができます。
最近見かけた、黒い空間に白いアクセントが効いたインテリアをピックアップ。
decoratingfiles
見る人に強い印象を与える黒い壁。合わせるカラーは、若干アイボリーがかった白。
elledecor
これはさらに黒い空間。上の部屋よりもさらに白いアイテムと組み合わせてコントラストを強めています。よりシャープでモダンな印象。
laurenhotravels
これはレストランかな?黒い壁は壁であることを無意識に追いやって、他の明るい部分に意識を向けさせてくれます。
テーブルが際立って見えます。
ここなら混んでいても、なんだか落ち着いて過ごせそう。
saatchiart
絵や写真、特にモノクロームの作品を飾るなら、黒い壁はお勧めです。
作品に目線が集中して、演出効果を高めてくれます。
cocorepublicaus
ナチュラルな雑貨も、黒い背景を背負って見ればまた違った印象を与えてくれます。
design-milk
カラーのコントラストで、空間を区切り、機能を切り替えるということもできます。白いベッドルームに、黒いパウダールーム。
白い陶器がひときわ白く輝いて見えます。
aprtment therapy
白い食器が多いなら、キッチンも黒が似合います。
調理家電は黒い部分が多いので、溶け込んでスッキリと見せる効果もあります。
黒い冷蔵庫も、うまく存在感を消すことができていますね。
luxdeco
壁や床、カーテン、家具。ちょっとずつ表情の違う黒を合わせて変化をつけています。
ダイニングテーブルとサイドテーブル、天井の丸い窪みの部分が白。形とカラーリングに共通性を持たせてうまく統一感を出しています。
charduck
他の色ではうるさく見える柄物も、黒で取り入れることでさりげなく陰影をつけている程度に見えます。シックでありながら華やかさを両立させることができます。
interiordesign
今っぽい、シンプルな空間にデコラティブなアイテムの組み合わせ。
黒い壁に白い家具、その上に黒い小物。
白い天井に黒いシャンデリア。
対比をつけてポイントになる部分が目立つようにバランスよく配置されていますね。
luxdeco
黒い物をミラーに映すと、ミラーも黒く見えます。この効果を生かして鏡張りの面を使って黒い空間を巧みに映り込ませ、シャープな印象を作り出しています。モダンな空間に光沢感を加えてスタイリッシュですね。また、白い陶器がここでもアクセントを効かせています。
床面、家具が黒で下半分を黒が占める空間。黒の分量は多いのですが、壁が白い限りは、ベースカラーは白と見るべきかも。
壁の印象は、やはり大きな面積を占めているのですね。
部屋が暗くなるのを嫌う方が多いので、黒という色は誰もが選ぶカラーリングではありませんが、それだけに決まればとてもおしゃれにみえます。
選ぶ人の個性も感じさせつつ、上級者の着こなしといった選択です。
こんな記事も読まれています
◀前のページにもどる
◀ホーム