地図を飾る
遠い国に思いを馳せて
地図は行った事もない遠い世界に思いを巡らせてくれます。旅行が好きな人はもちろん、そうでなくても地図が部屋にあるだけで自分の世界が広がっていくような、そんな気持ちになります。世界は広い。地球は一つ。想像力は海を越えて。
世界地図を飾る
大きな地図はいくつか額に分けて。クラシカルな色合いと部屋の壁の色をコーディネート。国別に色分けしてある事が多いので、落ち着いた部屋には彩度を落とした色合いの物の方が似合います。
世界地図は海の部分が多いので、おのずと水色っぽくなります。いっそ、壁の色を地図に合わせてみればこんな感じに。これはこれで、悪くないです。
これくらいの大きさの方が飾りやすいでしょう。絵を飾るよりは抽象的な表現になるので部屋にあってもさりげない感じで使いやすいです。
直接壁に貼る
額縁に入れなくても飾りやすいです。装飾的な意味を強調しないで飾るには、パネルなどに貼って直接壁にかけてしまう方がシャープに見えます。
よくぴったり合わせたなと思うくらい、ぴったりのサイズです。
これはとても分かりやすいですが、額に入れないととてもシャープに見えます。荒い雰囲気に見えるレンガ壁をきりっと切り取るように飾っています。質感のギャッップがいいですね。
吊り下げる
地図は必要な時だけ吊り下げる為に、軸に巻いて収納するようになっていたりします。これをそのままフックなどで吊り下げるのもありです。ロールスクリーンのような感覚で。
少し古い地図は縁が丸まってきたりします。こんな感じでそのまま気にせず吊ってしまいます。地図ならまあ、ありという感じ。半分は実用品。飾るといっても気楽なものです。
これは壁の色が強いので、地図の白っぽい部分と、赤い壁のコントラストが生かされていると思います。
これも丸まってきてますが、気にしない。ちょっと古びた感じがいいのです。
この部屋は調度品がみなすっきりしているので、地図のごちゃごちゃした感じが部屋にある種の密度感をもたらして、全体のバランスを整えているのではないかと思います。
単純化したものを飾る
勉強に使うような地図ではなく、もっとグラフィック的に捉えた地図。部屋の色彩と調和して、モダンなスタイリングがされています。
これも壁画のような感じで壁に描かれています。かすれたような感じで、しっかり描かれていないところがいいです。アクセントウォールとしての使い方。
くっきりとシルエットで描かれた物はシンプルモダンな場所によく似合います。シャープでカジュアルで、そこそこレトロな空間。
行ったところにピンを刺してみますか?
やっぱり子供部屋
教育的な意味もあってか、やっぱり子供部屋の壁には地図が多いですね。世界に羽ばたけという願いを込めての世界地図。
ベッドヘッド代わりの大きな地図。楽しい夢が見られそう。
同じモチーフを繰り返すと、装飾的な意味合いを持ってきます。地図と、地球儀と、天球儀と、また地球儀。そして地図。繰り返しがこの場所のテーマを作り上げています。
壁にどーんと。
何枚か重ねて吊り下げています。まるで教室のようですね。明るくて抜けのいい部屋。カーテンの色合いと、地図の色合いのバランスがどことなく合っています。
こちらは渋めのコーディネート。
国別にはっきりと色分けされたグラフィカルな地図。色数は多いですが、グレー地に描かれているからかすっきりして見えます。
こちらはクラシカルな地図。これも地図の余白の地色と壁の色はだいたい合わせてあります。
国名を大胆にあしらった、ポップな世界地図。アクセントウォールとして充分に効いています。
これも似たようなアプローチ。壁がすっきり、真っ白いのでこれくらい派手な色使いがアクセントとしてインパクトがあります。
逆に壁の地色に輪郭線だけで表現されたかわいい世界地図。部屋の色をちゃんと地図の方にも返してあって、まとまりのいい配色です。
家具の上にドットで表現されています。根気よくシール貼っていけば作れるかな?
壁全体にって程じゃないけど、まあこれくらいならってくらいの感覚で。モダンで品のいいアクセントになっていると思います。
世界を身近に感じながら暮らすというのも悪くないです。なんかちょっと賢くなったような気分にもなれる、地図を飾るデコレーションでした。海外インテリアらしく、いつも見慣れた日本が真ん中にある地図じゃないというのも新鮮な見た目で、面白いですね。
出典:HOUZZ
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