Paris メゾンエオブジェ 2017/1月 レポート④

“Maison et Objet” 1月の視察のレポート。第四弾。
今回は数あるインテリア・建材アイテムの中で最も注目されていた(と私が勝手に思っている)照明器具からテーブルランプをご紹介。

豆知識<Maison et Objet とは?>
年に2回、1月と9月に開催される見本市。インテリアに関するデザインの見本市の総本山と見なされている。
家具、装飾品、テーブルウェアなど、最新のインテリアデザインの事情やトレンドを知るため、また最新の商品を購入するため、仕入れ人や店舗経営者なども来場する。
パリ・ノール・ヴィルパントの25万?弱の会場を借り切り、更にその会場を拡張している。約3000社が出展し、インテリアや家具、デザイングッズなどの経営者や仕入れ人合わせて約8万5000人が来場。経済効果も絶大、というイベントです。


フランス雑貨の仕入れ視察が目的で今回のイベントにやってきましたが、まだまだ貿易に関して勉強中の身としては、電化製品の輸入にはなかなか手が出せません。でも、もともとインテリア・アイテムの中でも、ランプは大好き!そのせいか、イベント会場でもランプに目が留まってしまって、度々立ち止まってはヨダレを垂らさんばかりに見ておりました。



ファブリック・ブランドのブース、棚上に並べられたオリジナルとしか思えないランプ達。おそらくこのメーカーのファブリックを使ってお洋服に仕立てたランプなのでしょうが、可愛い!と思ってパチリ。まるでランプが擬人化したようで、動き出しそうなデザインです。シャツも良いですがやっぱりワンピース型が素敵。展示が高い位置だったので近くでは見ていませんが、どことなく手作り感もありそうで味があります。




オブジェにランプがついているのか、ランプにオブジェがついているのか。
ワイヤーアートで素敵なこちらのブランドには中国系企業が群がっておりました。明りとりとして使うには雰囲気がありすぎる?でもこんなランプの在り方もまた素敵ですよね。ロマンチックな空間の演出に一役買いそうです。
仕入れたいアイテムでしたが、この華奢なデザインが輸送する時にどうなるのか、お客様に提供する梱包、配送料などリアルなところを想像すると・・簡単では無さそうですが、その苦労をする甲斐ある素敵なアイテムです!



ガラステーブルの上にロープ。。ではなくランプ!
不思議にもロープが自立して電球を支えているデザインがオモシロおしゃれです。横に写っているもう1本のロープは同じデザインのフロアーランプです。
セットで飾っても素敵。こういう一工夫ある遊び要素がランプにはたくさんあるので大好きです。リアルなロープが自立しているから一瞬ギョッとするかも?



アイアンのどっしりとしたオブジェを足元にデザインしたランプ達。動物をモチーフにしたこれらのランプは重厚感たっぷりで、落ち着いた空間を演出してくれます。まるでヨーロッパの古い図書館や書斎などを思わせるクラシックな造りです。わざとレトロ感持たせたシェードを使っていることでアンティークにも見えるのが、素敵。



ウッドでスタイリッシュにデザインされた猫ランプ!顔が真ん丸電球というのが新しい。1匹と言わず、何匹か家の中に飾りたいですね。(クリア電球は家の中で眩しいからワット数下げたいところですが)ランプなんだけど、キャラクター的愛らしさがあって、一人暮らしの部屋に飾ると寂しくなくなりそう!

次回は”Maison et Objet”と同時期に開催していたインテリアイベント、”Paris deco off”の写真をいくつかご紹介します。

記事提供


フレンチ・クッション・コレクション
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