洗面所の窓と鏡の関係
窓があって明るい洗面所は気持ちのいいものです。特に朝は光がいっぱい入る部屋で身支度をすると今日も1日頑張ろうという気持ちになれますね。
そんな洗面所のレイアウトでなりがちなのは、窓が欲しい場所と、鏡が欲しい場所が被ってしまうこと。
なので、窓も鏡も両方付けてしまおうというアイデアを集めてみました。
窓の間に掛ける
窓の間に壁があれば、そこに鏡をつけることもできます。鏡よりも窓が大きい方が明るいですね。
窓枠に取り付ける
窓の桟に取り付ける感じです。
窓の額縁と、鏡の縁が二重に廻って壁面の飾り方としても素敵です。
窓が四角いので、ミラーの形は面白いものの方が変化がついていいですね。
写真だと分かりづらいですが、左右で留めるタイプの鏡を窓の枠に留めているようです。
ポールを立てて鏡をつける
窓の前にポールを立てて、そこに鏡を取り付けます。
上の写真は洗面台や蛇口、照明器具などとコーディネートされていて完成度が高いですね。
マニアックですが、蛇口のハンドルの位置なんかも左右に振り分けて配置されて色々な工夫がされていて面白いです。
洗面台の幅に合わせて柱を立てて、そこに鏡を取り付けます。
全体的に白っぽい空間なので、デコラティブなミラーが映えます。アクセントになるものはこれくらい派手なものを選んでもいいですね。
単体で見ると無難なものを選んでしまいがちですが、周りの色を抑えるなどして、それなりの演出をすることでメリハリの効いたシーンを作ることができます。
鏡と同じような質感のクロームのポールはシンプルで目立たず鏡周りがすっきりとして見えます。
ポールのようなもので鏡を支えるスタイルで支えを極限まで細くしていくと、このようなワイヤー吊りのスタイルになります。
ぴんと張り詰めたワイヤーの緊張感がモダンなデザインには良く似合いますね。
カウンターから立てる
ドレッサーみたいな雰囲気になります。
カウンターに脚を固定して鏡を取り付けています。
エレガントにラウンドした洗面台とのマッチングがいいですね。
やはり全体に家具っぽい雰囲気です。
これは窓枠に取り付けたのかなと思いきや、脚が生えてますね。ラウンドのミラーと、洗面台の扉のデザインがさりげなく揃っています。
こちらは黒いキャビネットに合わせた黒いミラー。
黒はクラシカルなスタイルに取り入れると存在感がはっきりとしてエレガントでありながらも甘さを抑えた大人な感じのインテリアになります。
鏡だけが垂直に立ち上がっているようなミニマルなスタイル。床から浮き上がったような洗面台と背面の大きな一枚ガラスの窓などシャープさを極めたディテールですが、花が飾られているとちょっと柔らかい印象になります。
バーを渡して鏡を掛ける
窓の前に、手すりのようなバーを渡して鏡のベースにしています。窓との間に隙間が空くのでロールスクリーンが掛けられますね。
片側の壁からバーを出して鏡を片手持ちで支えています。こういう浮遊感のあるデザインがモダンな空間には良く似合います。
すっきりとした中にも、木目や石など素材感が感じられる仕上げを選ぶとリラックスした雰囲気が作れます。バスローブや、マガジンラック、タオルを乗せたカゴなどの飾りがシャープな空間のがらんとした印象を和らげてくれますね。
これは細いロッドのようなものを窓枠の内側で通して鏡を掛けていますね。照明器具も細長いものを窓の額縁に取り付けて窓周りが整然とした印象です。
上から吊るす
ちょっと雰囲気を作るのにいいのは上から吊り下げる方法です。古い作業台のようなものを改造した洗面台と革のベルトで吊られたミラーとの相性がとてもいいです。ちょっとラフでビンテージなスタイルを上手く演出していると思います。
重厚な石貼りの部屋に、造り付けの石の洗面カウンターとクラシカルな趣の高級感のある洗面所です。
空間としては以外とシンプルなのでミラーは八角形のものを選んでアクセントをつけています。革張りのフレームとして、全体のグレード感を合わせたコーディネートですね。
ナチュラルな雰囲気を作るのに、鏡をロープで吊り下げています。柔らかそうなタオルを見せる収納でかざり、ざっくりとした麻のシェードを窓に掛けて、見た目から触感に訴えかけてナチュラル感のあるコーディネートをしています。
写真に写りにくいくらい、細いワイヤーで鏡を吊るしています。真っ直ぐ吊り下げずにちょっと斜めにワイヤーを掛けることで鏡の重さで左右にテンションがかかり鏡が安定します。
どの部屋も窓があることで、明るく清潔感のある部屋となっていて気持ちが良さそうです。
また、どんな方法を用いても鏡が浮いたような感じになるのでそれが部屋の中でアイポイントになって面白い演出ができていますね。
アイデアいろいろ、窓の前に鏡を取り付ける方法でした。
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