進化したゴールドの取り入れ方

ゴールドといえば、ゴージャスでラグジュアリーな空間で使うのが通常だったけど、今年は違う。エッジの効いたモダンな空間にゴールドをあわせたり、ナチュラルモダンな空間にもゴールドを合わせるのが今っぽい。今回は木目にゴールドをあわせたインテリアを紹介する。


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木目のあるキャビネットの取っ手をゴールドにする。この写真のようなナチュラル素材を使ったモダン空間では、今までなら、取っ手をつけずに手掛けにしてシンプルにしたり、シルバーの取っ手にしてクールさをプラスする事が多かったが、今年はゴールドを選びたい。形はシンプルに、モダンなフォルムで色はゴールドにすれば、やさしくエッジを効かせる事ができる。また、茶色は暖色系だからゴールドとの相性もよく、馴染みもよい。


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この写真も今までなら、シルバーの水栓金具、もしくは、黒の水栓金具をつけていた所だろう。でも、今ならゴールドの水栓金具にして、室内ドアの引手もシンプルで長めのゴールドのバーにする。鏡の縁もゴールドにして。シックなピンクとグリーンの六角形の床タイルとモダンな印象の木製のキャビネットをゴールドの金物類でつなぐ。


joska & sons


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棚受けもゴールドにする。冷たくなりすぎず、木色ともなじむゴールドでちょうどいいモダン感をだす。白やシルバーだと、そっけない、業務用のような印象になってしまうフォルムの棚受けもゴールドにするだけで印象がガラリと変わる。


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線の細い額縁をゴールドのものにする。すっきりとしたした木製の家具の上に置く絵を黒からゴールドに変えるだけで今っぽく、洗練された印象になるので、今すぐにでも試してみたい。

 


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床のフローリングが印象的な廊下。壁面に設けられた収納にあえてゴールドの取っ手をつけて、床の木色と壁の白をつなぐ。等間隔で並んだゴールドの取っ手が整然とした印象を出して、動きのあるデザインの床との対比で、床のデザインがさらに強調され、印象的な空間となっている。床に合わせた色合いのゴールドの取っ手にしたことが、この対比を生んでいる。


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ざっくりとしたダイニングテーブルのある空間の壁に飾る絵の額縁をゴールドにする。白で壁に同化させるのもいいが、絵を印象つけたい場合は、白ではなく色を入れたい。黒等にすると強すぎる場合は、ゴールドにして、優しく主張する。

ゴールドの使い方はモダンなデコレーションでも使われるようになってきている。ピカピカと光り輝くゴールドではなく、少しくすんだ、落ち着いたゴールドにすることで今らしい空間づくりができるから、色々なテイストの空間で挑戦してみよう。

 

   
   


   

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