Paris メゾンエオブジェ 2017/1月 レポート⑤

“Maison et Objet” 1月の視察のレポート。今回はちょっと脇にそれた番外編の第五弾。
同時期にParis市内で開催されたパリ・デコオフというイベントも視察したので少しだけご紹介します。

豆知識<Paris Deco Offとは?>
パリのテキスタイル・メーカーやエージェントのショールームが新作を発表する、プロ(バイヤーなど)を対象にしたイベントです。メーカーのショールームが卸問屋街に集中しているので、そこで大々的に開催される街ぐるみの企画です。
ヴェルサイユ宮殿や数々のシャトーや歴史的建造物にも卸している高級ブランドや、何百年も続く老舗が伝統とプライドを持ってアイテムを紹介しているので、なかなか見れないものが拝める貴重なイベントです。



まずHPで下調べ。参加費はかからないと聞いていたので、直接受け付けのあるホテルへ向かいました。
ホテルのロビーで聞いたら、奥の部屋だというので覗くと担当者の人が地図とカタログをくれました。
地図に印のある箇所がイベント参加しているショールーム。店に向かうと分かりやすいように、入り口にはレッドカーペットと旗が立っていました。



日本ではあまり見かけない、天井のモールディング。柱やシャンデリアの根元を飾る装飾ですね。
いかにもヨーロッパらしい独特の文化だと思います。日本でも取り入れられていますが、一般家庭ではなかなか見ないですよね。



イベント会場となっている道にはこんな感じでランタンが飾られていて、とっても可愛い!
室内装飾の問屋やショールームが多いとはいえ、街をそのまま飾ってしまう大掛かりなデコレーションが流石フランス!といった感じ。遊び心にセンスを感じます。



ファブリックのショールームのウィンドウ。踊り子さんはパネルだけど、チュチュの部分だけ本物。
これも素敵なアイデア!ウィンドウだけでも見て楽しいイベントです。プロ向けのイベントなので、一人でフラーっと店に入るのは、若干緊張します。なので、私は店に入ったら「ちょっと見せてくださいね」と挨拶して勝手に見ていました。向こうも明らかに商談で来た客じゃないなと思えば「勝手にどうぞ」といった感じで、放っておいてくれます。
ここでファブリックを輸入しようとか、どこかで使おうっていう予定がなかったので、今回は観光的に見て回りました。



素敵なファブリックメーカーのショールームを覗いて発見した、刺繍の素敵なカーテン。
これほど見事な刺繍となると、重さもかなりのものでしょうが贅沢ですよね。カーテンってたっぷり使えば使う程、リュクスな感じが出ます。当然それに見合った空間が必要なんですけど、夢が広がります!



壁紙、クロス屋さんのショーウィンドウ。フランスでは賃貸であっても住んでる人が壁を塗りなおしたり壁紙貼ったりすることは良くあります。部屋を自分の好みに仕上げるという事に対する情熱が高いのでしょうね。(もちろん人にもよりますが)クロスも個性的で素敵です。

次回も番外編”パリ デコオフ”の続きを写真で紹介します。

記事提供


フレンチ・クッション・コレクション
La queue de FIJI



フランスのファブリック・ブランドから直輸入のアイテムがたくさん!ほとんどが日本未発売のインテリアです。「飾る」ことに特化したフレンチ・クッション・コレクションをお楽しみください。

→ショップのwebサイトへ

こんな記事も読まれています




◀前のページにもどる
◀ホーム

この記事に関連する情報