ガラス器をカラフルにディスプレイ

ガラスが綺麗に見える飾り方

ガラス器を集めている方というのも多いようです。どちらかというと実用性を感じる陶器に比べて、ガラス器は色や質感からも飾るのに向いた装飾的な器という感じがします。
ガラスの質感はどこか涼しげで、この季節のディスプレイにもぴったり。
ガラスを飾るコツは、光を透過するガラスの性質をうまく生かす飾り方にする事です。

 
 

背景は白に

ガラス器は背景の色で色合いが変わって見えます。
背景は白が綺麗です。陰になる場所よりは、明るい場所に飾った方が綺麗です。
部屋の色調を床も壁も天井も真っ白にしているので、ガラス器の色が際立っています。
面積の大きい床までもが白いことがポイントですね。
その他のカラーリングもバラバラになりすぎない程度にまとめられています。
テーブルと棚の色合いを揃え、パーソナルチェアと、棚の上の本の色が揃っていて、
チェアとテーブルはメタリックな脚の質感が共通点を持たせています。
 
 

単独で飾る

映り込みのするガラス器は、単独で飾っても存在感があって綺麗です。
周囲の色を抑えて、ガラス器の色の美しさを強調する飾り方になっています。
ちょっと緊張感があって、ガラスの持つフラジャイルなイメージにはよく合っていますね。
 
 

沢山のアイテムを並べる

先ほどの例と逆の考え方ですが、たくさん並べて賑やかな雰囲気にするのもアリです。
これも部屋の色調は白と黒で抑えて、ガラスのカラフルさを強調していますね。
色合いはまったく揃っていませんが、全て花器で統一されていて、これだけ揃うと装飾用というよりも、ちょっとしたコレクションですね。
 
 

窓際にディスプレイ

ガラスは光を透過して、自身の色を映し出しますので窓際はもっともよく見える飾り場所と言えるでしょう。
ここも白基調で、周囲の色合いは抑えられています。
ガラス器が先にあって、飾り場所を造ったのか、配置のバランスが絶妙ですね。
いつまでも眺めていたくなる様なステキなディスプレイです。
 
 

両側から見る

光が透過する場所ということで、部屋の間仕切りにディスプレイされた例です。
どちらの部屋から見ても楽しめるいいディスプレイですが、もう少し明るい場所だともっといいですね。左側の器はとても綺麗に見えますが、右側の棚はちょっと明るさが足りない気がします。
カラー別に綺麗に並べられて、配置はとてもいいだけに少し残念です。
奥の窓に近いところの器ぐらい光が入ると理想的ですね。
 
 

使いながら、飾っておく

水切り棚の様なところに所狭しと並べられた器。
飾るというよりは、毎日の実用に使われている雰囲気ですが、色別に分けて並べられているので、外からの光に映えて強烈な印象を与えてくれるディスプレイになっています。
 
家にある2,3個のグラスを窓辺に置くだけでも絵になります。
ガラスの特徴を生かして、光を上手く味方につけながら楽しいディスプレイを。
 

出典:HOUZZ

 

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