食卓にキャンドルを 〜銀の燭台
上品な、銀の輝きを食卓に
ダイニングにはキャンドルが特によく似合います。
夕食の時間を蝋燭の光のもとで過ごすことは、電球とは違った安らぎと楽しさの演出を加えてくれます。
燭台にはいろいろな素材や、デザインのものがありますが、ここではシルバーのキャンドルスタンドを使った演出を取り上げてみます。
カトラリーなどの素材には銀または銀色のものがよく使われます。シルバーの燭台は、ダイニングと相性が良いのです。
センターに集める
様々な種類のものを集めています。
中央に集めて、ランダムに高さをかえて並べることで、変化を付けていますが素材がそろっているので
全体としてはまとまって見えています。つり下げられた照明器具の幅と揃えているのでさらにまとまり感があります。
高さに変化を
同じデザインのサイズ違いを並べています。
燭台は、サイズ違いで揃えられることが多いですね。
大・中・小とサイズを違えておくのは基本の並べ方です。統一感の中にも高さの違いによるリズムがついて生き生きとしたディスプレイになります。
使わないときも飾っておいてください
丸いテーブルに、たくさんのスタンドが飾られています。
使うときだけ出すのではなく、使わないときも常に飾っておきましょう。
いつでもキャンドルを灯せるという状態があるというのがいいのです。
左右対称にする
長いテーブルは、ディスプレイがのびてゆく方向が決まってきます。
長さが出るときは、左右を同じもので揃えて中心を作りましょう。食器や、料理のレイアウトもしやすいですよ。
シンメトリーに配置すると、ちょっとかしこまった感じになります。
人を招いたときなどには、フォーマルな感じがするレイアウトがよく似合います。
周囲とも揃える
テーブルの上だけでなく、別の場所にも同じ素材のものを配置すると、部屋全体がまとまります。
写真の例では、ちょっと壁の色が強いのですが、テーブルの上と、奥のサイドボード、照明器具の素材感がそろっていて、
部屋全体にまとまりがあるので、壁の色とその他の要素がうまく調和しています。
線の細さ
フォルムの選択も大切です。
要素の少ないシンプルな空間に、キャンドルホルダー、壁に飾られた額、照明器具などの少ない要素でスタイリングをしています。
細いラインのアイテムを揃えることで、繊細な雰囲気の空間になっています。すっきりとしていて、上品な印象を与えます。
重くなりすぎない
シルバーのアイテムは、重さを感じにくい素材です。
黒をアクセントカラーに選ばれた、印象の強い空間です。額や、照明器具、テーブルなどちょっと強いアイテムの中にあって
銀色のキャンドルスタンドが、軽さと華やかさを加えています。完全にモノトーンにせず、椅子の張り地をグレーにするなど、
バランスを考えて、重くなりすぎない印象にうまくまとめられています。
ミニマルにも
シルバーのアイテムは、色合いを感じにくい素材でもあります。
白に統一された、抑制の利いたインテリアの中でグレーのチェアがアクセントになっています。
シルバーのスタンドは、空間の主題を邪魔しないように置かれています。銀色は周囲の白を映り込ませてうっすらグレイのトーンを形作り、
それが、壁に飾られたアートのカラーリングと調和を見せています。
シルバーの素材は、全体的にはほかの色彩計画の要素を邪魔せずに、上品かつ、華やかな雰囲気を演出してくれます。
食卓にキャンドルを飾って、生活空間に素敵な演出をしてみてください。
使わなくてもいいのです。飾っておくだけでも。
出典:HOUZZ
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