カゴを飾るリビング

カゴを飾るコツって?

  バスケットは雑貨屋さんなどにも色々な種類のものが手に入る、身近なインテリアアイテムと言えるでしょう。実用的にも、収納を兼ねてカゴの中に細々したものを置いている人は多いのではないでしょうか?好き嫌いの分かれるアイテムですが、四角いものばかりでかちっとし過ぎて見えるときなど、単調なアイテムで揃ってしまいそうなときに使うと、見た目に変化を付けることができます。また、ちょっと置く事で、シーンにカジュアルなテイストを加えることができます。
 

ここでは、カゴを上手にディスプレイしているシーンを集めてみました。

 

コンソールの下に

 
 
  エントランスや、リビングの入り口付近にコンソールテーブルを置いて。
存在感のある大きめのバスケットと、大中小で並べられたボトルを編んだバスケットがコンソールの足下が空いて見えるのを埋めてくれています。スタンドライトがちょっと質感を合わせてあって、上下の目線移動に違和感がありません。
テーブルの上だけではちょっと寂しい感じのディスプレイですがカゴの存在感が加わる事でこの場所を印象づけるのに成功しています。
 
 

ソファの傍らに

 
 
  小物入れを兼ねて、ソファの脇に。イスの張り地とカーテンとバスケットの色調が合っていて柔らかいトーンを作り出しています。無造作に描かれた番号はスタンドのシェードの色と合っていて互いの唐突感を打ち消してくれますね。
中身を隠すのに、キルティングの布が掛けてありますが、これはクッションの柄と合っています。
互いに関連性を持たせながらうまくまとめてあります。、バスケットのカジュアルなイメージを添えて、気楽に寛げる雰囲気を演出していますね。
 
 

アクセントに

 
 
  白い空間。ナチュラルなカラーの床。ありきたりな色調ですが、黒いバスケットがこの
シーンを引き締めてみせています。モダンなラインのスタンドライトのクロームの脚と、この黒いバスケットは組み合わせて置かれています。ナチュラルテイストの部屋と、黒xクロームというシンプルモダンな部屋に取り入れそうなアイテムとを合わせて、この部屋にアクセントを付けて、ありきたりではない印象にしているのです。
 
 

実用的な使い方

 
  これもソファの脇に置かれています。サイドテーブルのフレームと、スタンドのカラーリングが合っていて、きちんとひとまとまりに見えます。きちっとした四角いサイドテーブルの硬さと、くたっと置かれたバスケットの対比が効果的です。相反する特徴を持ったもの同士をうまく並べると、単体で置くよりも印象深いアレンジになります。
その場合は、素材や形が違う場合は色を合わせておくと、どちらかが浮いてしまう事もなく調和しやすいですね。
 
 

柄のものを加える

 
  これは玄関に置かれています。白と黒を基調にしてメリハリの利いたカラースキームですね。
家具の濃い色と、壁の白い色とをカゴの色にも合わせてあります。
大きな方のバスケットに白と黒の両方が混じっているのがポイントですね。バスケットの柄が白黒でかちっとなり過ぎる印象を巧みにかき混ぜて目線上のポイントになっています。
この空間では他にもクロームのスタンドとベースが印象を効かせていますね。
色調を揃えるのは、コーディネートの基本ですが、揃いすぎないようにどうやって崩すアイテムを加えるかがおしゃれに見せるコツです。
 
 

イスと左右対称にする

 
 
 暖炉を中心に、左右対称で額縁を並べて、あくまでも暖炉を主役に取った配置をしています。
 右側のラタンのチェアと、左側のわっぱ状のかごは素材感を揃えて左右対称に配置されています。大きさのボリューム感が異なるので、暖炉の上の小物を左寄りに配置して見た目のバランスを取っています。どんな色調をとっても、暖炉の黒い部分は強い印象になってしまうので時計と、額縁の色、それからチェアの上の膝掛けの色調に濃い色を取って暖炉のアイアンだけが浮かないように配慮されています。
 

雑貨屋さんみたいに

 

 

  きれいに白でまとめられています。バスケットももちろん白でさりげなく置かれて、ここだけまるで雑貨屋さんの店頭のようです。テーマカラーでまとめるときはある程度の分量をきちっと揃えるとテーマが強調されて、おしゃれに見えます。同じトーンの中でバリエーションを加えるのもポイントです。塗装が剥げかかったアンティーク調のものと、きっちりペンキが掛かっているもの。陶器や金属や、バスケットなど色々な素材をちりばめて、色合いを揃えているところが、うまく見せるコツです。アクセントカラーにグリーンを加えていますが、分量のバランスもいいですね。下段にもグリーンがあるのがポイントになっています。
 
 

カゴがあると、何かと便利です。雑多なものをしまう事で部屋全体がスッキリ見えたりします。
好きな人はもちろん、カゴみたいなものはあんまり好きでないという方も使い方次第で、印象が変わって見えますから、どこかに取り入れてみるのもよいのではないでしょうか?

 
 

出典:HOUZZ

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