[snap]ベッドヘッドがないとどうなるか

寝室でのベッドの配置は、部屋の大きさによって考慮する必要があるのは勿論ですが、基本的には部屋の入り口から離れていて、ベッドヘッドが大きな壁を背負うように配置するのが安定感があって落ち着く配置だと言われています。

では、逆にベッドヘッドを壁に付けないとどのような感じになるのか分かるのがこの部屋のレイアウトです。ヘッドボードがないシンプルなマットレスタイプのベッドを部屋の中心に並べています。

どうでしょう。ここに横になることを想像すると枕に載せた頭が壁から離れている事がどことなく落ち着かなく感じるのではないでしょうか?
このようにベッドを配置することは非常に珍しい例だと思いますが、ベッドヘッドの重要性を知る意味で面白い実例なのではないかと思います。

この部屋はゲストルームのようですね。
毎日使う場所ではないことで、実験的な家具の配置ができるということなのかもしれません。

真ん中に置かれたテーブルはナイトテーブルでありつつも、ベッドに座った状態でセンターテーブルのように使える高さと大きさが選ばれています。
両サイドのベッドを背もたれのないソファだと見ると、壁を背負わない配置も納得がいくレイアウトです。
ゲストのための個室と考えた時に、昼に部屋で過ごす時間と、就寝の時間の双方の機能を満たすためにこのような配置をしたのではないかと思います。

大胆な配置を試しながらも、出入口から見たベッドとテーブル、暖炉から照明器具の配置はシンメトリーの配置を保ち、見た目の安定感というものもしっかり押さえられているところがなかなかに考えられているレイアウトなのだと感心させられます。

実験的な要素を含んだアイデアを唐突なものにしないために一方ではバランスのいい配置を思慮深く選んで、デザインに説得力を持たせています。
各所に適度に配置されたアクセントの黒い色の分量も全体がひとつの調和を保つように効果的に働いていると思います。

出典:lonny



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